このブログは、メインブログ "tremplapin blog" 中の、エコロジーや、食、健康についての記事を取り上げ、
たいした知識はないですが、私なりに少しでも多く、地球に恩返しをするため、もうちょっと深く地球のことを考えたブログです。
いろいろなHPなどからの文をお借りして書いています。
偏った調べ方だったり、矛盾した考えがあったりするかもしれませんが、私の勉強がてら、みなさまが意識するきっかけになればと思います。
初めは、自分や家族の健康維持を考えることから意識し始めた、添加物、遺伝子組み換え、食肉のホルモン剤や抗生物質、予防接種などの問題が、
今 世界中で起こっているさまざまな問題に繋がっていることに気づき、一人でも多くの人に伝えたいという思いで始めました。
自分達の健康を見つめ直すことが、エコロジー(生態学)と繋がっていると思います。
母なる愛する地球に、少しでも多く「ありがとう」を言うために。


2009/10/16

地球にやさしいリングとボール


数年前に、母親からもらった"ランドリーリング " 。
洗剤も 柔軟剤も 漂白剤もいらなくて、汚れがきれいに落ちる優れもの。
水を汚さないし、節約できる。
エコロジー&エコノミーな ステキな商品。
今でも使っていますが、洗剤と柔軟剤は、Bioのものを少し入れています。

でも...こっちの水は硬水で、なんにでもカルキ(石灰)が溜まってしまう。
洗濯のときは、"カルキ取り剤"を入れないと 排水口のカルキが溜まって、
洗濯機まで壊れてしまうという問題があって、
カルキ取りを買うのも結構高いし うーん..と思ってたら、
なんと "Boule Anti Calcaire"(カルキ取りボール)なるものを Bioショップで発見!!
このボールの中の穴の磁場を 水が通り抜けることで、石灰が分解されるという仕組み。
食器洗浄機にも使えるそうなので かなりお勧めです。
(食器についた白いカルキって本当に悔しいですよね...)

Boule Anti Calcaire。ネットからの写真を使わせていただきました。

2009/10/10

自然療法でインフルエンザ予防


新型インフルエンザの感染が広がっていますが、
私は 外から帰ったら、まずティートゥリーオイルでうがい、
手は洗った後、殺菌ジェルで(薬局で売ってるもの)消毒を 必ずしています。

先日、フランス人のヒーラーの先生からのメールで、
自然療法でのインフルエンザの予防対策が送られてきました。
ホメオパシーや、アロマテラピーなどを使った予防が書かれていて、
ご存知の通り 現代療法に抵抗がある私は、もちろんワクチンも打ちたくないので
今日 薬局でホメオパシーのレメディを買ってきました。
薬局のレジ前に、同じレメディキットも並んでいました。
これから春まで続ける予定です。

日本ではこれからピークになると聞いて、これからの日本滞在中、
旦那の姪っ子とも 会う機会が多いので、予防はきちんとしたいと思ってたところ。
ワクチン、ワクチンと騒いでいますが、
ホメオパシー的な考えでは、ワクチンは、むしろ 毒。
不自然なものを体に入れることで 免疫力、抵抗力が衰えて 
逆にアレルギーや病気になってしまうのです。

でも、予防をしっかりしても まず一番に健康管理。
体にやさしい季節の食べもので栄養を摂って、元気でいることが一番。


先生からのメール、フランス語ですが、興味のある方はメールでお送りします。

2009/10/09

必要じゃないもの 2

ベルリンのゴミ箱。

何年か前に ベルリンに行った時、
飲み終わったペットボトルや缶を返金してくれる回収機があって びっくりした。
おじいちゃん、子供たちが みんなこの機械にペットボトルを入れてるのを見た。
返金は たしか25cent〜50cent(30〜70円)くらい。
ペットボトルは、リサイクルじゃなく そのまま またリユースされるらしい。
だから、傷がついてるものもある。

ペットボトル回収機。

どうしてフランスや日本にないんだろう。
ドイツ、オランダ、ノルウェーなど ヨーロッパを中心に10カ国以上で行われてるみたいだけど。
もし 世界中にこんなのがあったら、
物乞いや路上生活をしてる人が 街中に落ちてるペットボトルを拾い集めて 
少し豊かになるし、街もきれいになるのに。

日本では、ペットボトルのリサイクルの割合は、半分以下だそう。
半分以上は ゴミとなって消却か埋め立てられる。
半分がリサイクルされるとしても、そのために他のエネルギーが必要になる。
ペットボトルからペットボトルへ生まれ変われるのは、
なんと、100本に対して たった5本だけらしい...

先日、パリのファッションウィーク中、お仕事の用事で 某大手ショールームに行った。
まず 入るなり、記念品の固くて丈夫なビニールでできたトートバッグを配られて 断った。
中には 雑誌も入ってた。会場にたくさん捨ててあった。
次にネックレス。きっともらった人は 家に帰ってすぐに どうしようって思うようなもの。
聞いた話によると、それは1万円くらいするものだそう。
入場用のパスなんだけど、そこまでする必要が分からない。
望んでないのに渡される。残ったものは、どうなるんだろう...

会場外では、たくさんの種類の飲み物が無料でいただける 有名メーカーのスタンドがあって、
テーブルの上には 飲みかけのプラスチックコップやペットボトルが 捨ててあった。
きっと 喉が渇いてない人も、"タダだから"って もらって、ちょっとだけ飲んで ゴミになる。
そして、分別もなにもない ひとつのゴミ箱へ。

必要ないものが どんどんどんどん生み出されすぎてる。

汗水流して 高い出展料を払って出展した人たちのお金が、
必要じゃないものに変わって、捨てられていた。
このシステムはおかしいと思った。

モロッコのゴミ箱。

モロッコへ行った時、真っ暗なお店が多かった。
客が来ると、電気を付ける。
レジもレシートもないし、第一、 "もの" に値段がなかった。
その人が気に入る値段。お店の人と話し合って、納得した値段。
電気は節約するのに、ミントティーは出してくれる。
お店は暗いけど、人々はとっても温かい。
食べるものといったら、タジンかクスクス。喉が渇いたらミントティー。
シンプルな生活。

モロッコへ行って 何度も思ったこと。
"無駄がない"。"ゴミが出ない"。

レシートやビニール袋、スーパーの野菜のラッピング、商品や郵便物の過剰包装、
意味のない勧誘の手紙、通販のカタログ、さまざまな記念品、作られ過ぎてるエコバッグ...
そんなのなくたって 不自由なく生活できる。
日本でもどこでも 田舎に行けば こういう生活がある。
自然に近いところに 答えは絶対にある...

2009/10/02

必要じゃないもの


昨日、欲しいものがあったので、comme des garçonsへ行った。
買ったものを 綺麗に袋に包んで箱に入れて、紙袋に入れて、
あとから気付いたら、ポストカードやショップカードもたくさん入ってた。
欲しくないのに。見て捨ててしまうだけなのに。

それから、昨日オープンしたユニクロに並んで入ってみた。
帰りがけに、オープン記念の布のトートバッグを配りまくってたけど、もらわなかった。
何も買ってない人にも 配ってた。
結局 "エコバッグ"にもならないで ゴミになっていくんだろうな、と思った。
オープン記念のスタッフTシャツもそう。(店員230人分の)

その後、STARBACKSでミーティング。
今日の行動は 日本にいるみたいって思いながら、
人を待ちながら、みんながコーヒーを飲んだ後の紙コップや紙ナプキンが
どんどん捨てられていくのを見てた。
隣のおやじカフェにしとけば ゴミがでなかったのにな...

そんなことを考えながら、家に帰ると、
郵便受けにBio coopのチラシが入ってた。
Bioのお店のチラシ...
エコのために買い物バッグは有料で売ってるお店なのに、
大量のチラシやカタログを配ってる。それがゴミ箱にたくさん貯まってる。

全部 悲しい。
もう、心から残念。
テレビを付けたら 目に映るものがゴミにしか見えなかった。
でも 私もゴミを出す。
私の作品も 人から見ればゴミかもしれない。

スーパーではビニール袋をもらわないし、郵便物の封筒をメモ代わりに 必ず使ったり、
野菜の皮も芯も捨てずに食べる、お肉の骨でダシを取る、
できることはしてるけど...
これだけでは大地は、地球は喜ばない。
ここでこうやって書くことしかできない自分が 今日はちょっと 悔しいです。