このブログは、メインブログ "tremplapin blog" 中の、エコロジーや、食、健康についての記事を取り上げ、
たいした知識はないですが、私なりに少しでも多く、地球に恩返しをするため、もうちょっと深く地球のことを考えたブログです。
いろいろなHPなどからの文をお借りして書いています。
偏った調べ方だったり、矛盾した考えがあったりするかもしれませんが、私の勉強がてら、みなさまが意識するきっかけになればと思います。
初めは、自分や家族の健康維持を考えることから意識し始めた、添加物、遺伝子組み換え、食肉のホルモン剤や抗生物質、予防接種などの問題が、
今 世界中で起こっているさまざまな問題に繋がっていることに気づき、一人でも多くの人に伝えたいという思いで始めました。
自分達の健康を見つめ直すことが、エコロジー(生態学)と繋がっていると思います。
母なる愛する地球に、少しでも多く「ありがとう」を言うために。


2010/05/19

田舎


小学生の頃、母親と観に行った 高畑勲監督のジブリ映画「おもひでぽろぽろ」。
先日、なんの気なしに 仕事中に流してみたら、今の自分の心が反応し合って ぶるぶる震えた。
ちょっとオトナなストーリーで 当時は 映画館の中で退屈だった思い出しかなかったけど、
今観てみると、主人公と同じく、幼い頃の自分が ひょっこり出てきて、懐かしかった。

そして、20年前の映画の中で、主人公が田舎で"有機農業"について触れていたり、
自然と人間との共存を考えたりしていて、まさに今のタイミングで見る意味があったと思った。


「稲だってリンゴだってさくらんぼだって、生き物でしょ。一生懸命面倒見てやると、
 向こうだってその気になって頑張ってくれるような気がするんです。
 有機農業は、生き物自体が持っている生命力を引き出して、人間はそれを手助けするだけ。」


心に残った、主人公タエ子と農業を営むトシオの会話。

「都会の人は 森や林や水の流れなんか見て、すぐ自然だ自然だってありがたがるでしょ。
 でも、山奥はともかく、田舎の景色ってやつは みーんな人間がつくったものなんですよ。」
「人間が?」
「そう、百姓が。」
「あの森も?あの林も?この小川も?」
「そう。田んぼや畑だけじゃないんです。みんなちゃーんと歴史があってね。
 どこどこのひいじいさんが植えたとか拓いたとか。大昔から薪や落ち葉やきのこを採っていたとか。
 人間が自然と戦ったり、自然からいろんなものをもらったりして暮らしてるうちに、
 うまいことできあがってきた景色なんですよ、これは。」
「じゃ、人間がいなかったら、こんな景色にならなかった。」
「百姓は、絶えず自然からもらい続けなきゃ生きていかれないでしょ。だから、自然にもね、
 ずーっと生きててもらえるように、百姓のほうもいろいろやってきたんです。
 自然と人間の共同作業っていうかな。そんなのがたぶん田舎なんですよ。」
「そっかー。それで懐かしいんだぁ。生まれて育ったわけでもないのに、
 どうしてここが故郷って気がするのか、ずーっと考えてたの。」

私は、住まいは違うけど、宮崎県の田舎町にお嫁に行った。
初めて訪れたときは、まだ20代前半で、田舎に興味もなく、
ドライブ中に 畜産の匂いのする土地には、なかなか馴染めなかった。
それがいつの間にか、帰省を重ねると同時に、見渡す限りの果てしない緑の景色が大好きになっていった。
懐かしくて、昔と変わらぬ健康な自然の景色が 心地よくなった。
中途半端な田舎で育ち、中途半端に都会に憧れた私にとって、
導かれるように 自然のありがたさを知る、とっても大切な選択だったようです。


→ 映画「おもひでぽろぽろ」(高畑勲監督・119分)

2010/05/11

オーガニックコスメのこと。5


合成洗剤と環境問題

河川・湖沼・海の汚染
一般のシャンプーや台所洗剤などの主成分である「合成界面活性剤」は、分解されにくく、
そのために河川・湖沼・海を汚染します。河川では分解されない合成界面活性剤、
とくにLAS(リニア・アルキルベンゼンスルホン酸塩)を含んだ水が水道水として利用され、
浄水処理をしても完全に取り除けないで、飲み水に含まれる不安が起きるのです。
また、湖沼や海では赤潮を発生させる原因にもなっています。
また、川や海のヘドロに合成界面活性剤がたまって魚類にも影響を与えます。

魚への魚毒性・植物生育への毒性
合成洗剤の環境への影響はとりわけ水生生物や河川・海洋の生態系にとって深刻です。
合成界面活性剤は魚のエラの組織を壊し、呼吸できなくなり死んでしまいます。
また、受精率の低下、奇形の発生など、魚類にさまざまな被害を与えます。
そして、私たちは、河川や海に流された合成洗剤を、食物連鎖を通じて口にしています。
また、植物では根に吸着、あるいは結合して、根とくに毛根や生長点に強く影響を与えるとの報告があります。

微生物生態系への影響
合成界面活性剤は微生物にも影響を与えます。下水処理場や屎尿処理場、
また各家庭でも使用している小型曝気式浄化槽にも影響を与えています。
これらの処理原理は、微生物によって下水中の有機物を食べさせて処理するものですが、
一緒に流入する合成界面活性剤が微生物の働きを阻止して有機物が分解されずに
流出されて河川や湖沼を汚染するのです。

[参考記事]


動物実験
医薬品を始め、化粧品、洗剤などのために、毎年何百という新規化学物質が作り出され、
その「安全性=危険性」を確かめるために、動物実験が制度化されています。
シャンプーが眼に入ったり、口紅の成分が口から体内に入ったり、肌からクリームがしみ込んだり、
ファンデーションを塗った肌が太陽光線にあったりしたときに、化粧品の成分が私たちの体に
どんな影響を及ぼすのかを、ウサギやモルモット、マウス、ラットといった動物たちが実験台となって、
化粧品の成分となる化学物質の毒性試験が行われています。動物たちは、痛くても苦しくてもそこから
逃げることはできず、実験が終わっても、健康な体に戻ることなく、すべて殺されて、廃棄処分にされます。

[参考記事]

オーガニックコスメのこと。4


化粧品と並んで、気をつけなければいけないのは、シャンプー、ボディーソープ、
石鹸、ハミガキ粉、生理用品、そして ヘアカラーやパーマ液など、まだまだたくさんあります。
私は数年前から肌に直接つけるもの、口に入れるものは、ほとんどオーガニックに切り替えました。
でも、やはりヘアカラーだけは、なかなか止められずにいたのですが、
昨年の日本帰国で なぜか日本人なのに茶髪の人たちを見て、違和感を感じ、
それ以来 黒に染め直しました。昔は、金髪やピンクにまでしていたのに、歳ですね。
あと気になるのは、コンタクトレンズの洗浄液のみ...


シャンプーのこと

子宮と頭皮は繋がっているらしく、手首の皮膚を通しての吸収に対して、
頭皮からの吸収率はその約4倍だそうです。
最近では、出産の際に 母親の羊水がシャンプーの匂いがするという記事をよく見かけます。
赤ちゃんを育てる胎盤は、血液と合成界面活性剤のみを通すと言われているらしいです。

一般のシャンプーは、皮膚障害や発ガン性のある(毒物)有害化学物質の固まりでできています。
シャンプーは台所洗剤などと違って、原液で使用し、添加物も多く含まれているため、
頭に直接、濃度の高い石油系の合成界面活性剤をかけることになります。
合成界面活性剤の強い浸透力により、発ガン性物質等が頭皮から細胞へ血流にのって、
長期使用により 脳や内臓器官に蓄積していきます。
リンスの中身は柔軟剤仕上げ剤と同じ成分で、シャンプーよりも毒性が強力で、
殺虫剤や帯電防止剤としても使われるものです。
ただ、表示には"合成界面活性剤使用"とは書かれず、以下のような名前で書いてあります。 

・トリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラルリル硫酸塩、
 ラルリル硫酸トリタノール、ポリエチレングリコール、エデト酸塩など

 危険性ーアレルギー、接触刺激、皮膚毒性、発ガン性

そして"無添加"、""植物性"、"天然成分"と謳っていても液体である以上何かしらの
防腐剤「パラベン」「安息香酸ナトリウム」が入っています。




ヘアカラーのこと

ヘアカラーをした5歳の子どもが子宮ガンで亡くなったり、
若い頃から白髪染めをしていた母親の子どもがアトピー性皮膚炎になったりという話も聞きます。
カラー剤が、妊婦の皮膚から取り込まれれば、胎児には 環境ホルモンとしての毒性がもたらされ、
性的な機能の発達に障害が出たり、免疫系に異常をきたす危険性もあるようです。
ヘアカラーが流行りだしてから、不妊症が増えているという報告もあるようです。
ヘアカラーに含まれるPPD(パラフェニレンジアミン)は、色が濃いほど多く、危険性が高く、
フィンランドでは91年に一般向け使用が禁止されたほどです。
美容、理容業の間でも、PPDによるアレルギーや喘息被害が広がっているようです。

染毛剤には合成界面活性剤や発ガン物質を含むことが多く、
染毛剤の化学物質が皮膚内から侵入して、私たちの健康に害を及ぼします。
染色によく使われるタール色素も、そのほとんどが「発ガン性あり」と報告されている
フェノール系の毒性物質です。

危険性ー皮膚障害、アレルギー、発熱、喘息、肝臓障害、リンパ腫等の被害、悪性リンパ腫、貧血、
    腎臓障害、ショック症状、発ガン性、常用者には再生不良貧血や血小板減少症、白内障






ハミガキ粉のこと

いろいろな合成洗剤の中でも、唯一 毎日口の中に入れるハミガキ粉。
人間の体で化学物質を一番吸収しやすい部位は性器と舌下だそうです。
そして口の中の粘膜は、皮膚からの体内浸透に比べ、13倍の体内吸入率があるそうです。
一般のハミガキ粉でのハミガキの後に味が変わるのは、味を感じる味蕾という細胞が
合成界面活性剤によって損傷を受けているからだそうです。
研磨剤、湿潤剤、洗剤・発泡剤(合成洗剤と同じ合成界面活性剤のラウリル硫酸ナトリウム)、
粘結剤、香味剤、薬用成分、着色剤などの成分でできています。
そして子供用ハミガキ粉には、それに 有害な人工甘味料や着色料、香料が入ります。


→ ハミガキ剤の中には合成洗剤が入っている?

オーガニックコスメのこと。3


オーガニックコスメ認証マークの種類の一部をご紹介します。


Logo ecocertLogo cosmébio écologo cosmébio
COSMEBIO


[認証団体の概要]

フランスを本部とする世界最大規模の国際有機認定団体ECOCERTが定める化粧品に関する認証。
ECOCERTの認証は世界でも最も厳しいオーガニック認定基準の1つであり、
オーガニック認証団体の世界基準とも言われる。
品質保持のために抜き打ちの定期検査が毎年行われており、
認証を持ち続けるには年に1度の監査が必要とされる。(認証の有効期間は12か月〜18ヶ月)

[主な基準]
・原料(水を含む)の95%以上が植物原料を使用。
・植物原料の95%以上が、オーガニック原料である。
・原料の10%以上が、オーガニックの植物原料である。
・製品には、キャリーオーバーを含めた全成分表示を行い、オーガニック成分の含有量を記載している。
・原料に遺伝子操作物質、放射線照射物質、合成香料、合成色素、パラベンやフェノキシエタノールなどの
 合成保存料、石油化学物質(パラフィン、シリコン、PEG)などの禁止された化学物質を使用していない。
・製造販売された化粧品について、原料の購入、製造、販売の過程がトレースできる。
・原料貯蔵過程、製造過程、流通過程で禁止物質や非オーガニック成分が混入することがないように管理、
 運用されている(非オーガニックの製造ラインとの分離、製造ラインの洗浄剤の選択等)。
・自然のバランスの保持や、動物実験の禁止など、あらゆる製造過程において自然に配慮している。
・包装はリサイクル可能または生物分解可能なものを使用。
・認証を受けた製品すべてに植物原料の割合及び製品に対するオーガニックの割合を記載している。

[認証を取得している主なブランド]
                     
           
DEMETER                       demeter.gif                                   
                             
[認証団体の概要]
有機栽培農家を中心として、生産者や加工業者が参加するオーガニック農産物・食品の連盟団体。
世界でも最も厳しく、また信頼のおけるオーガニック認証とも言われる。
シュタイナーの思想に基づいた、宇宙と自然のリズムに即してすべてを手作業でおこなう
「バイオダイナミック農法」を用いて農作物を生産することを定めている。
 ※バイオダイナミック農法とは:
 ドイツの哲学者であり人智学の創始者、ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)が提唱した有機栽培農法。
 太陽、月、惑星と地球の位置関係が土壌や生命体の成分及び気象等に与える影響を重視し、天体の動きにあわせて、
 種まき、苗植え、耕うん、収穫などをおこなう。また、効果的な収穫をあげるため、
 人為的な化学物質はいっさい使用せずにハーブや鉱物、家畜を利用して作った調合剤を施す。
 植物そのものが本来持つパワーを最大限発揮させるこの農法は、ヨーロッパにおいて権威あるオーガニック農法として定着している。

[主な基準]
・原料(水を含む)の90%以上が、バイオダイナミック農法による栽培農法で栽培された農作物である。
・植物原料の50%以上はオーガニックである。
・95%以上は天然原料である。
・アルコール、キサンタンガム、レシチンなどの化学成分は使用禁止。
・上記の他、生産現場だけでなく加工、保存、包装、流通にいたるまで細かい審査がある。
 各工程において、生命の循環に悪影響を与えず、農産物の生命力を最大限生かす方法であるかをチェックする。

[認証を取得している主なブランド]

BDIH                                  BDIH
[認証団体の概要]
ドイツの公的機関である、化粧品医薬品小公企業連盟。
世界の19のメーカーが集まり、2000年につくられた世界初のオーガニックコスメガイドライン。

[主な基準]
・可能な限り、有機栽培または野生群生の植物から抽出した原料を使用する。
 野生群生の植物を採取する場合は、生態系の影響を与えないようにおこなう。
・製造において動物実験は行わず、また哺乳類に由来する原料(動物性油脂や動物性コラーゲンなど)は使用不可。
・無機塩と鉱物原料は使用を認める。
・乳化剤や界面活性剤は、植物性ワックス、ラノリン、プロテイン、レシチンに物理的加工を加えた方法
 (石鹸製造などに使う加水分解や水素添加、エステル化など)で作る。
・合成着色料、合成香料、シリコン、パラフィン、パラベン、そのほかの石油製品、エトキシ化物質は使用不可。
・製品の防腐は、防腐効果のある天然成分を使用。天然界に存在する、安息香酸、エチルエステル、
 アスコルビン酸などの使用は認めるが、配合する場合は必ず製品に表示をする。
・放射線による殺菌・防腐加工はおこなわない。
・上記の他、正しい表示と情報公開、フェアトレード、遺伝子組み換え原料の不使用、
 原料が微生物分解可能なこと、リサイクル可能で環境に優しい容器を使用するなど、
 環境保護のための取り組みなども規定されている。

[認証を取得している主なブランド]


[参考記事]

オーガニックコスメのこと。2


ケミカル化粧品に含まれる危ない成分

●油性成分
 化粧品の基本的な油性成分。クリーム、ローション、口紅、マスカラ、ファンデーションなどに使用。
 流動パラフィン
 石油から作られ、皮膚を刺激し、湿疹が出たり、不純物の影響で発ガン性の疑いあり。

●乳化成分
 油と水をなじませて乳液やクリーム状にする乳化成分。
 合成界面活性剤
 合成洗剤などに主に使われるものと同じ仲間。皮膚障害や粘膜の刺激・内臓障害などの原因に。
 トリエタノールアミン
 クレンジング系、ファンデーション、アイライナー、アイシャドウ、ヘアクリームなどに使用。
 高濃度では、皮膚・粘膜・眼を刺激し、発ガン性の報告もあり。

●色素・顔料・香料
 タール色素 
 主に口紅に使用。石油タールから分離して合成されます。皮膚障害・アレルギー・発ガン性の疑いあり。
 道路のアスファルトと同じ成分で、有害なので食品への使用は禁止されている。
 合成香料
 皮膚を刺激し、アレルギーの原因に。
 
●防腐剤・殺菌剤・酸化防止剤
 パラベン
 クリーム系・ローション・口紅などあらゆる種類の化粧品に使用。
 接触性皮膚炎の原因物質との疑いあり。
 ソルビン酸
 皮膚や粘膜を刺激し、亜硝酸と反応して発ガン性に。
 安息香酸 
 皮膚・粘膜・眼・鼻・咽頭を刺激する可能性あり。
 BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
 変異原性・発ガン性が疑われ、皮膚炎・脱毛の懸念もあり。
 BHA(ジブチルヒドロキシアニソール)
 動物実験により発ガン性が確認。皮下脂肪に蓄積されやすい。


→ 
化粧品の危険性

オーガニックコスメのこと。


なんだかタイムリーに、周りの人からオーガニックコスメのことを聞かれることが多くて、
人によって好みや相性はあるとは思いますが、私の愛用してるものを紹介しようと思います。

化粧品は、食べ物と同じく、添加物や化学物質の問題に関しては、
食品と同じくらい気をつけなければいけないと思います。
口から入る食品は、肝臓などで解毒されるようですが、肌から入るものを解毒する機能はなく、
良い成分も悪い成分も、そのまま血管に浸透していくそうです。

私はオーガニックコスメを愛用し始めて、かれこれ6〜7年くらいになりますが、
ほぼずっとバイオダイナミック農法による、Dr.Hauschka一筋。
日中は、化粧水ローズデイクリームに パウダーを叩くだけ。
夜は洗顔のあとに化粧水のみで、オイルフリーのナイトケア。
クリームに頼らず、寝ている間に 自分の肌の油分を引き出し、本来の治癒力を高めてくれる方法です。
乾燥する時期や肌荒れしてるときは、週に2、3回パックをするか、うっすら伸ばしてそのまま寝ます。
WELEDAローズマスクローズオイルも好き。1日最後のご褒美として、バラの香りに癒されます。

メイク道具は、あまりこだわりがないので、ハウシュカより安いLOGONALaveraを愛用してますが、
マスカラだけはハウシュカから変えられません。
泣いたら真っ黒になるのはオーガニックならではですが、(ウォータープルーフは不可能)
このボリューム感と付けやすさは 他のメーカーに比べて一番でした。
昔、ケミカルマスカラを使っていた頃は、まつげがごっそり抜けてしまったり、
短くてコンプレックスだったのに、オーガニックに変えてからは、逆にトリートメント効果があるので、
まつげもしっかり元気にびっしり生えて、長ーく育つようになりました。

そして、日焼け止めは、ハウシュカではなくLaveraのアンチエイジングSPF15
これは日本の正規店では販売してないみたいですが。
ハウシュカのは、油分が多く顔がテカってしまうのに比べて、Laveraはとてもマットで、
SPF15でも年中、私は焼けませんでした。毎年愛用してます。

そして、やはりオーガニックコスメを使っていても、食べ物がジャンクでは意味ないです。
以前、ニキビがなかなか治らず 肌荒れが続いたとき、ドクターに「砂糖の摂り過ぎ」と言われました。
当時も変わらずオーガニックコスメを使っていたのに、市販の精白砂糖使用のお菓子の食べ過ぎで
治るまでに半年くらいかかりました。肌荒れ以外にも頭痛や肩こりもありました。
以来、お菓子は精白してない砂糖のものか、それを使って手づくりするか、工夫するようになりました。

肌がきれいだね〜って言われたら、もちろん嬉しいですが、
一番嬉しいのは 旦那さんの肌を褒められる時。
彼もほぼ同じ基礎化粧品を使ってますが、日頃の食生活をちゃんとしててよかった、と心から感じます。

あとは生活用品。シャンプーは、比較的安いMelvitaDouce Nature、歯磨き粉はLavera
生理用品はnatracare、ちなみに台所洗剤やその他洗剤はECOVERを愛用しています。
60€以上の購入で送料無料、39€以上でおまけ(販売用商品)が付いてきて、
フランス在住の方なら、オーガニックコスメ通販サイトwww.sens-nature.comがオススメです。
頻繁にセールがあり、ハウシュカやWeledaなどが10%offで買えることもあります。

オーガニック食品と同じく、コスメも 有機栽培や自然環境への強いこだわりを持って、
生産から製造まで行っている、安心できるものを選ぶことが大切だと思います。
でも、日本では、ヨーロッパブランドのものは びっくりするくらい値段が高すぎる!
だから私が思うのは、無理に海外のものを使おうとせず、
日本ならではの 米やへちまが原料でできてるものだったり、そういった国産コスメの選択もできると思います。
私は日本のオーガニックコスメ・ブランドは全然知りませんが、オーガニックショップのHPなどには
きっと日本の風土、気候、日本人の肌にあった手頃なものがあると思います。
コスメも"地産地消"だったら素晴らしいのに。

ただ、ビジネス目的で "オーガニックコスメ" だと謳うものも、たくさんあります。
日本では、海外のような「オーガニックコスメ認証」がなく、あいまいな基準で
有機栽培された植物を1%使っているだけで、オーガニックコスメとして販売できるらしいのです。
購入する際は、成分表示をよく見て買うようにしたほうがいいと思います。
たとえ"パラベン不使用"や"無添加・自然派コスメ"と書いてあっても、
他にたくさんの石油原料が入っている恐れが充分にあります。

最後に、オーガニックコスメは、環境問題とも充分に繋がっています。
農薬や化学肥料、遺伝子組み換え作物を使用しない有機栽培による、健康な土壌づくり、
動物実験の禁止、包装のリサイクルや生物分解可能なものへの取り組み...
様々な厳しい基準をクリアしたものです。
そして、ケミカルな化学物質でできた日焼け止めは、海のサンゴ礁の白化に大きく影響しています。
シャンプーや石鹸、歯磨き粉などのすべても 人間の健康、地球の健康に繋がっています。

何度も繰り返しますが、食品と同じで 私たち個人の美容や健康だけでなく、
自然の一部として、自然の一部らしく、自然環境と生態系・エコロジーをできるだけ意識して
食品も化粧品も 慎重に選択していく役割があると思います。
ファンデーションで素顔を隠して ラメを叩くんじゃなくて、できるだけの自然体の姿で 
自分本来の輝きで、ホンモノの"キレイ"でいられるのが 私の目標であり、一番の理想です。

2010/05/05

食品添加物のこと。


っても分かりやすくて、情報がたくさん書かれたHPを見つけました。
すべての文章をお借りしてアップしたいくらいです。

 (左の"食品添加物を考える"をクリック) 


以下のページは、プリントアウトしておくと かなり役立つと思います。
これ持ってコンビ二行くと楽しそう。