日本の農薬使用量は、なんと世界第1位です。
近年ここまで食の見直しがされてきたフランスは、第3位。
日本は農薬使用量の第1位に加えて、農作物の自給率はたったの40%。うち有機農家は0.18%。
フランスの自給率は130%。有機農家はその1.6%。
日本での学校給食のドキュメンタリーがあったら、もっと衝撃を受けることでしょう。
なにしろ食文化の崩壊、欧米化からの健康問題、食糧問題もありますから。
フランスでは、給食を希望しない家庭は、お昼休みに一度家に戻って、昼食を食べます。
よって、給食を強制されていません。
逆に給食は人数が限られていて、給食制度を受けれない子供たちもいるくらい。
共働きの両親を持つ家庭が優先されます。
映画の中で、「食後のフルーツ、食べたい人ー?」って 欲しい子供だけに与えています。
日本では、「全部最後まで食べないと授業後も帰れない。絶対に食べること!」と教育されてきました。
人それぞれ体型も、食べる量も、食欲も、体調も違うのに。
ましてや農薬、添加物だらけの食事と分かっていても、拒めないのが現状です。
ご飯を食べること自体が ここで苦痛だと思い込んでしまう子供たちもきっといます。
そして、食べることのありがたさが どんどん失われていくのだと思います。
私の友人で、アトピーの子供をもつお母さんがいて、
給食での農薬、添加物は避けられないからと言って、毎日、家で食べる朝と夜ごはんだけは
オーガニックで ほぼマクロビオティック食に変えたら、アトピーが治りました。
お昼に食べた有害物質を 家での食事でデトックスするという意味でも、とてもよかったんだと思います。
それに、母親が子供の健康に対して、薬に頼らずに、
しっかり向き合ってあげていることが 伝わったんだと思います。
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