このブログは、メインブログ "tremplapin blog" 中の、エコロジーや、食、健康についての記事を取り上げ、
たいした知識はないですが、私なりに少しでも多く、地球に恩返しをするため、もうちょっと深く地球のことを考えたブログです。
いろいろなHPなどからの文をお借りして書いています。
偏った調べ方だったり、矛盾した考えがあったりするかもしれませんが、私の勉強がてら、みなさまが意識するきっかけになればと思います。
初めは、自分や家族の健康維持を考えることから意識し始めた、添加物、遺伝子組み換え、食肉のホルモン剤や抗生物質、予防接種などの問題が、
今 世界中で起こっているさまざまな問題に繋がっていることに気づき、一人でも多くの人に伝えたいという思いで始めました。
自分達の健康を見つめ直すことが、エコロジー(生態学)と繋がっていると思います。
母なる愛する地球に、少しでも多く「ありがとう」を言うために。


2010/05/11

オーガニックコスメのこと。3


オーガニックコスメ認証マークの種類の一部をご紹介します。


Logo ecocertLogo cosmébio écologo cosmébio
COSMEBIO


[認証団体の概要]

フランスを本部とする世界最大規模の国際有機認定団体ECOCERTが定める化粧品に関する認証。
ECOCERTの認証は世界でも最も厳しいオーガニック認定基準の1つであり、
オーガニック認証団体の世界基準とも言われる。
品質保持のために抜き打ちの定期検査が毎年行われており、
認証を持ち続けるには年に1度の監査が必要とされる。(認証の有効期間は12か月〜18ヶ月)

[主な基準]
・原料(水を含む)の95%以上が植物原料を使用。
・植物原料の95%以上が、オーガニック原料である。
・原料の10%以上が、オーガニックの植物原料である。
・製品には、キャリーオーバーを含めた全成分表示を行い、オーガニック成分の含有量を記載している。
・原料に遺伝子操作物質、放射線照射物質、合成香料、合成色素、パラベンやフェノキシエタノールなどの
 合成保存料、石油化学物質(パラフィン、シリコン、PEG)などの禁止された化学物質を使用していない。
・製造販売された化粧品について、原料の購入、製造、販売の過程がトレースできる。
・原料貯蔵過程、製造過程、流通過程で禁止物質や非オーガニック成分が混入することがないように管理、
 運用されている(非オーガニックの製造ラインとの分離、製造ラインの洗浄剤の選択等)。
・自然のバランスの保持や、動物実験の禁止など、あらゆる製造過程において自然に配慮している。
・包装はリサイクル可能または生物分解可能なものを使用。
・認証を受けた製品すべてに植物原料の割合及び製品に対するオーガニックの割合を記載している。

[認証を取得している主なブランド]
                     
           
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[認証団体の概要]
有機栽培農家を中心として、生産者や加工業者が参加するオーガニック農産物・食品の連盟団体。
世界でも最も厳しく、また信頼のおけるオーガニック認証とも言われる。
シュタイナーの思想に基づいた、宇宙と自然のリズムに即してすべてを手作業でおこなう
「バイオダイナミック農法」を用いて農作物を生産することを定めている。
 ※バイオダイナミック農法とは:
 ドイツの哲学者であり人智学の創始者、ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)が提唱した有機栽培農法。
 太陽、月、惑星と地球の位置関係が土壌や生命体の成分及び気象等に与える影響を重視し、天体の動きにあわせて、
 種まき、苗植え、耕うん、収穫などをおこなう。また、効果的な収穫をあげるため、
 人為的な化学物質はいっさい使用せずにハーブや鉱物、家畜を利用して作った調合剤を施す。
 植物そのものが本来持つパワーを最大限発揮させるこの農法は、ヨーロッパにおいて権威あるオーガニック農法として定着している。

[主な基準]
・原料(水を含む)の90%以上が、バイオダイナミック農法による栽培農法で栽培された農作物である。
・植物原料の50%以上はオーガニックである。
・95%以上は天然原料である。
・アルコール、キサンタンガム、レシチンなどの化学成分は使用禁止。
・上記の他、生産現場だけでなく加工、保存、包装、流通にいたるまで細かい審査がある。
 各工程において、生命の循環に悪影響を与えず、農産物の生命力を最大限生かす方法であるかをチェックする。

[認証を取得している主なブランド]

BDIH                                  BDIH
[認証団体の概要]
ドイツの公的機関である、化粧品医薬品小公企業連盟。
世界の19のメーカーが集まり、2000年につくられた世界初のオーガニックコスメガイドライン。

[主な基準]
・可能な限り、有機栽培または野生群生の植物から抽出した原料を使用する。
 野生群生の植物を採取する場合は、生態系の影響を与えないようにおこなう。
・製造において動物実験は行わず、また哺乳類に由来する原料(動物性油脂や動物性コラーゲンなど)は使用不可。
・無機塩と鉱物原料は使用を認める。
・乳化剤や界面活性剤は、植物性ワックス、ラノリン、プロテイン、レシチンに物理的加工を加えた方法
 (石鹸製造などに使う加水分解や水素添加、エステル化など)で作る。
・合成着色料、合成香料、シリコン、パラフィン、パラベン、そのほかの石油製品、エトキシ化物質は使用不可。
・製品の防腐は、防腐効果のある天然成分を使用。天然界に存在する、安息香酸、エチルエステル、
 アスコルビン酸などの使用は認めるが、配合する場合は必ず製品に表示をする。
・放射線による殺菌・防腐加工はおこなわない。
・上記の他、正しい表示と情報公開、フェアトレード、遺伝子組み換え原料の不使用、
 原料が微生物分解可能なこと、リサイクル可能で環境に優しい容器を使用するなど、
 環境保護のための取り組みなども規定されている。

[認証を取得している主なブランド]


[参考記事]

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